魂のご縁の皆さまに心より愛と感謝をこめて


わたしたちは

地上の天国の創造者として

愛する地球に生まれてきた

 2002年からスタートさせて頂きました新月のつぶやきを長い間ずっと見守って下さり、ご覧になって下さいまして、本当に本当にありがとうございました!!このHPと新つぶを通じて、魂のご縁の皆様とお逢いできたこと、温かい交流をさせて頂けたことが、私にとってのかけがえのないの宝となり、希望の光となりました。言葉だけではとても言い表せませんが、ここに至るすべてに、心からの感謝を捧げたいと思います。
 そしてこの2012年を持ちまして、新月のつぶやきは、魂のご縁の皆さまへの心からの愛と感謝と共に完了させて頂きたいと思います。来る2013年からは、Natural&SpiritualブログおよびユニティハウスプロジェクトHPにてアップさせて頂きます動画メッセージにて、魂のご縁の皆様のお心とより身近にふれあいより自然にお話させて頂けますことを、今、心より楽しみにしております☆☆☆これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 愛する地球に共に生まれてきた魂のご縁の皆さまに心より愛と感謝をこめて・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2012.12.31








宇宙の無条件の愛

飛鳥の柔らかな枝垂れ桜

 2011年の大晦日。今年最終の今日という1日、この新つぶを読んで下さっている皆様は、いかがお過ごしでしょうか。この2011年は、本当に何と形容し何と表現して良いか分からないほど、大きな意識の変革を迫られる出来事がありました。大震災によってお亡くなりになられた方々や大変な被災を受けられた方々の大きなショックと悲しみ、そして、放射能への恐れや不安が一時的には日本中を包みこむかのように見えました。しかし、その只中で、沢山の人々が、心の底から、この世界で共に暮らす皆の本当の幸せを考え始めることになりました。その後、それぞれの思いが行動となり、形となり、かつてないほどの様々な活動と交流が生まれました。今もなお葛藤は続いていますが、その最中で確かに、これまでにはなかった本当に幸せな世界への望みが生まれ、今年、未来へと繋がる新たな世界の土台が創られ始めました。

 また暑かった夏が過ぎて急激に秋になると、9月には親しくさせて頂いていた奈良のおじきさん、10月にはChikoさんがずっと師として親交を深めておられた小林正観さん、11月には「引き寄せの法則」のエスターさんのパートナーでいらっしゃるジェリー・ヒックスさんが源の世界にお還りになられた知らせをお聞きしました。これまで多くの方々と宇宙の愛の法則を分かち合って下さっていた方々、先駆者の方々が大いなる宇宙の源に帰られていかれたことを想いながら三輪山を臨んで歩いていた時、景色が一瞬グラっと揺れたような気がして、今、ひとつの時代が終わったのだ、と感じました。夜明けまでの長い間、多くの同胞の意識の目覚めのため、ひとつの時代を創ってきて下さった方々への深い感謝、そしてこれからは、私たちひとりひとりが本当に望む道を創っていくのだということが、心の奥で如実に感じられました。

 そして、個人的な話になりますが、今年の私のオーラソーマのメッセージが「無条件の愛」だったことで、1年の間ずっと、いろいろな出来事があるたび、この言葉を思い出しました。私にとって、無条件の愛とは、大いなる宇宙の愛のエネルギーが、何の条件もなく何の抵抗もなく流れてゆく、というイメージで受けとめているのですが、滾々と尽きることなく、あふれるように流れゆく宇宙の無限の愛のエネルギーが、自分自身と自分の人生を通じて受け入れ流してゆく時、その愛は、最も自然に周りへと、この世界へと、あふれるように広がってゆくと思います。そしてその広がりの果てには、また宇宙の源へと還りゆく、永遠に循環し輪廻している普遍の生命エネルギーが、無条件の愛の本質ではないかと思います。
 今年、この無条件の愛のテーマを心に抱いて、いろいろな出来事の本当の意味を感じようとしていたのですが、その中で「わたしたちがこの世界に人間という形となって生まれてきた意味は、魂が身体と結ばれて1つの運命共同体となり、様々な輪廻転生で様々な人生体験を経ながら、より愛ある状態、より幸せな状態、より素晴らしい、存在の状態を体験して、宇宙の分身である自らの喜びを通じて、宇宙の拡大にワクワクと参画し貢献することではないか」と思いました。そして一見すると大変な出来事や人生体験もまた、深いところでは、わたしたちの魂がより多くの喜びや幸せを体験するためのきっかけとなり、土台となっていることを感じ、考えさせられました。今年の大震災で被災された方のおひとりが「被災する以前は、何かうまくいった時や嬉しいことがある時は喜んでいて、でも、うまくいかないことがあるとすぐに腹を立てたりしていたのですが、被災した後、いつもお腹の底から幸せ感が湧いてくるようになりました。」との言葉をおっしゃっておられたことを拝見して、このお方は、大震災という出来事のきっかけを通じて、これまでの枠を超え、宇宙の無条件の愛と繋がられたのだ・・と強く感じさせて頂きました。そして、わたしたちは本当は皆いつでも、この宇宙の無条件の愛、豊かな無限の愛とつながって生きることが出来るのだと、私もまたあらためて深く理解させて頂いたように思います。

 来年2012年は、新たな宇宙時代への架け橋となる変化拡大の【5】の年となります。後にも先にも、このような大きな動きのある年はないように思います。今まさに、わたしたちは変化拡大の空中ロープウェイを渡りつつあるところなんですね。2012年はパラレルワールドの拡大の年でもあり、この流れは、皆それぞれの本当に行きたい場所へ、本当に生きたい人生へと運んでくれるように思います。この年を経た後、わたしたち人間は、もはや地球で暮らす生命体というだけではなく、大いなる宇宙の生命ネットワークのメンバーとして、より自由な新しい形へと変容してゆくように思います。この変容の途上で、わたしたちが皆それぞれ魂の旅を思う存分楽しみ、宇宙の永遠の夢がひとつひとつ素晴らしい姿を現して形創られてゆきますように。わたしたちを産み出し、わたしたちを育み、そして本当は、わたしたちそのものである宇宙の愛に、心からの愛と感謝と祈りを贈りたいと思います・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2011.12.31








新たな創造のサイクルへ

●あ・・・跳ねうさぎ雲!●

 今日、2010年の最後の日、雪の舞う大晦日となりました。動きと静けさが同じくらいの力で鬩ぎ合い、均衡を取っているように感じられます。今年は地球に暮らす沢山の人々にとって、水面下では既に始まっていた大いなる変容の波を、自らの肌で感じた1年だったのではないかと思います。かつてないほど長い灼熱の夏を過ごし、今は深い寒冷の気が地球のあちこちを包んでいます。でも、このような変化や揺れが起こっていること自体、大いなるシフトが本当にやってきていること、そして、人々も地球も皆共に、次の新たなサイクルへと移行しようとしていることの証に他ならないように思われます。

 私自身の2010年は、7月の誕生日より(数秘術の)人生の新たなサイクルに移行したことで、内面の再構築・再生が始まり、新たな意図で拡大成長する私が生まれつつあることを感じています。夏から秋へと向かう間には、特に再構築のプロセスが急速に展開して、一時的に心身が混乱したりパニックになりそうになったりすることもあったのですが、私にとっての今年の大イベントの再構築のテーマは、【『自分を愛する』ことから『自分の人生すべてを愛する』ことへの拡大】といった感が強くありました。

 昨年末に「本当の自分を生きる」の冊子を出させて頂いてから、ナチュラルだけでなく、スピリチュアルなこともとても自然に分かち合いができる方々が増えてきて、日一日と新しい意識が皆の心に浸透してゆく様が感じられ、しみじみと幸せを感じる反面、自分自身が「いつも晴れやかな心で生きていきたい」と心から願いながらも、日々起こることに一喜一憂していて心が波立つ自分を責めてしまったり・・・することも多々ありました。しかし私にとっては、こういったことも全て含めて意義ある課題であり、「自分を許す」ということを深く考えさせられた一年でした。

 その後、この秋より【ユニティコンシャスネス(統合意識)の旅】という勉強会を始めさせて頂いたのですが、この共同創造の場で初めて、“皆ひとりひとりが創造者として存在していること”を大変実感を持って感じることが出来ました。女性も男性も、性別や職業やそれぞれの立場や役割を超えて、私達ひとりひとりの魂が望んでこの地球に【創造者】として生まれてきていることを、本当にリアリティを持って実感したいと常々望んでいたのですが、私の中でようやくそれが本当の現実感覚として感じられるようになったのです。又、このことを通じても、皆の意識のシフトがどんどん加速していること、そして、人と人のエネルギーの繋がり方も以前とは違ってきていることを感じました。お互いのエネルギーに依存し合ったり奪い合ったりするのではなく、ひとりひとり(心)が天(魂)と地(身体)と繋がり、皆それぞれが本当に自分らしく在りながら、様々なことを共有し共感し分かち合うことができるようになりつつある・・・ことを実感しました。この素晴らしい共同創造が実現してゆくプロセスにおいて、まず『自分の価値を認める』ということが大きなテーマとなりました。それは、『自分という存在の価値を認める』ことによって、本当の意味で『すべての存在の価値を認め祝福する』ことになるからです。冊子の中にも書かせて頂いた言葉ですが、“今ここにいる自分とは、宇宙の大いなる存在の分け御霊(ワケミタマ)であること”が、勉強会の回を重ねるごとに、自然に感じ合えるようになりました。

 この勉強会の中でも、引き寄せの法則のエイブラハムのメッセージについてのテーマを語り合い、宇宙の隅々まで行き渡っている偉大な【創造のシステム】を次第に理解を深めてきたように思います。健康や幸福や豊かさ・・・これらは頑張って努力を続け自分に鞭打って獲得するものではなく、本来のわたしたちにとって本当に自然な状態であることを理解して受け入れることは、大きな大きな意識のシフトであると思います。仕事や活動も、自分の価値を証明しようとして頑張るのではなく、宇宙の分身であるわたしたち本来の素晴らしさと価値を認めるところから始まること。そして、問題にぶち当たった時も、望まないことが起こった時も、まさにその時、驚くべきことに既に解答は与えられていて、引き寄せの法則によって、わたしたちの望みと願いを実現するための協力的な要素が、本当の自分である魂の場に集まっていて、準備を整えてわたしたちを待っている・・・。このあまりに驚異的な宇宙の創造システムの中で、わたしたちは日々を生きて永遠に創造を続けている存在であるのだということ。ただ、この本当の自分の創造をこの3次元で自ら体験するためには、魂の波動と調和しなければならない、ということがあります。このことが誰にとっても、最も大きなチャレンジでもあり、最も大きなGIFT(至福の贈りもの)でもあるのだと思います。わたしたち人間は、この素晴らしい創造的宇宙の神性の一部であり、永久なる宇宙の拡大に日々貢献している愛しい存在なのですね。

 来年2011年は、新たな創造のサイクルの土台創りの【4】の年。来年からさらに拡大する大きな変化の波が、新しい創造の産みの苦しみを超えて、かけがえのない生命の喜びの体験となり、わたしたちの愛と奇跡の至福の体験となりますことを、今心から望んでいます。皆それぞれが自分の人生の創造者、宇宙の拡大に参与する創造者として、本当の自分を生きる喜びと幸福と豊かさを思う存分体験できますように。2010年の終わり、わたしたちを生み出した宇宙の源に心より愛と感謝をこめて祈ります・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2010.12.31






本当の自分を生きる



Natural & Spiritual Books
Vol.1<本当の自分を生きる>


 2009年の大晦日になりました。ここ2年ほどはブログを中心に日々の思いやご報告を書かせて頂いていて、この「新つぶ」も大晦日のみに書くようになりましたが、今年1年を振り返りつつ、新月のつぶやきを書いている時間は、とても感慨深いものがあります。

 今年2009年は、個人的にも、株式会社ユニティとしても、これまでの枠を超えて心から望む未来へと歩んでいく中間地点、狭間の年であったような気がしています。私にとっても、会社にとっても、今年一番の大きな変化といえることは、やはり事務所が新たな場所に移転し再スタートしたことなのですが、6月末に新事務所が急遽決定するまでは、なぜか新しい方向性の羅針盤の針がピタッと止まらない感じで、遅々としてもどかしく思うことも多々ありました。しかし、ブログにも書かせていただいた経緯を辿って、新事務所に落ち着くと、とても恵まれた自然な環境の中で、ユニティの歩んでいく道と未来を感じ、考える日々を送ることができました。これは事業の再構築でもあるのですが、2009年は高次元と繋がる直感とインスピレーションの11の年でしたので、どちらかというと考えるというよりも感じることをより大切にして、又、瞑想を通しても自分自身の波動を純粋な方向へ向けることを、以前より一層大切にするようになりました。そのような日々の中で、昨年の新つぶで書いていた“夢を実現する場、実際に夢を生きる場”へと歩む「夢の第二章」の調べがようやく聴こえてきたように思いました。

 この“夢を実現する場、実際に夢を生きる場”の創造の第一歩として、ユニティのあり方を分かりやすく、より実践的にお伝えできるように、冊子という形にしたい・・・と、少し以前から考えていたのですが、原稿書きと編集の作業は夏のお引越しの前後には中々捗らず、秋から冬にかけて環境的にも整ってきた後に、自分の中にある冊子の出来上がりのイメージもハッキリ明確になってきた感じがしました。又、今年の秋以降、スタッフの会議の中でも、自身のあり方や望みやユニティ(統合・調和)をどういった表現や形にしていきたいかということをよく話し合い、分かち合う時間も沢山持てたように思います。そして新たな出逢いの中でも様々なことを感じさせて頂くことがあり、そういったことがすべて、ユニティという会社の望みを育ててくれているように感じられました。
 そうして冬になり、Natural & Spiritual Books Vol.1<本当の自分を生きる>の冊子の最後の仕上げの作業の時には、私自身も過去の自分の枠を初めて一歩抜け出した感があり、無心に且つ着実に作業に取り組むことが出来たように思いました。その際、ユニティの私のパートナーである誠君(夫)はこれまでになく安定した判断とサポートで心から支えてくれていて、又、愛すべきエンジェルのようなスタッフのChikoさんは優しい気持ちのあふれる差し入れや積極的な応援を続けてくれていました。ユニティの会社として初めての冊子の制作でしたが、このことを通して、皆それぞれが自分自身で考え、自分らしく在り、共に成長できたことが、何よりも嬉しかったことです。そして、小さな冊子がひとつの「形」となってこの世に生まれ、印刷会社さんからお届けされて手に持った時、ただ涙があふれてきて、此処に至るすべてに心から深く感謝したいと思いました。

 来る年2010年は、豊かな感性と表現の3の年、世界はさらに変容の波が高まる中、新しい風が吹くような気がしています。新しい千年紀の春を呼ぶ風、心がワクワクするような冒険の風、そんな新鮮な風を頬に感じながら、私も素敵なご縁の方々と共に、かろやかな「創造」のダンスを踊りステップを踏んでみたいなぁと思います(*^_^*)。地球発の愛と創造のアバンダンス(豊かさ)、心と身体と魂が手を繋ぎ新たな創造が始まる波動は、時空を超え次元を超えて、煌めく宇宙の彼方まで響き渡ることでしょう・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2009.12.31






愛する人々と地上の天国を生きること

真冬にゆっくりゆっくり開花した純白のミニ薔薇


 2008年もあと残すところ少しとなりました。こうして今、新月のつぶやきを書いていると、昨年の大晦日から1年経ったのだな・・としみじみと感慨深く思います。そして、昨年の新つぶを読み返してみると、心の思いとインスピレーションのままに書いたことが、私の中では、まさにその通りとなった1年、という気がしています。今年のあと残りの1時間、今年の歩みを振り返りながら、書いてみたいと思います。

 今年の早春に、ナチュラルマーケティング時代から私と主人を支えてくださったスタッフのUさんが、ご実家のお母様のお世話とお舅様の介護の為にお仕事を離れられることになりました。私も主人も、そして2007年から関わって下さっているスタッフのChikoさんも、Uさんとお仕事でご一緒できなくなった当初は本当に寂しい気持ちになりました。しかし、時が過ぎてゆき、Uさんの温かいお気持ちと一緒に、お花の見分け方や縫製のチェックやアイロンのコツなど、そこかしこ様々なところで、私たちのお仕事の中にいつのまにか受け継がれていることを感じ、ここに至るまでずっと愛情豊かに支えてくださっていたUさんに心から深く感謝していました。

 そして春が過ぎ、夏がやってくる前に、わたしたちに1つ大きな転機がやってきました。2004年に大阪・上本町の事務所がスタートしてから早や丸4年が経ちましたが、私の高校時代の母校のある思い出深い上本町(ここは上町台地と呼ばれる地で、聖徳太子ともご縁が深いそうなのですが、なぜか自宅近くも聖徳太子のご縁の土地でした)の地でお仕事することは、私にとってのひとつの夢だったのですが、その夢が叶った後、今年でひとつの区切りがついたような気がしたのです。この上本町の事務所から、ユニティがスタートし、ナチュラルファンタジーが生まれたこと。そして、大切なご縁の方々との人生の出逢いとふれあい。あまりにも沢山の出来事があり到底書ききれないのですが、いつも愛と幸せと笑顔と涙と感動に包まれながらかけがえのない時間を過ごさせて頂いてきたことを感じていました。

 秋から冬への時期は、日々のお仕事の中で、ユニティHPオープンまでの仕上げをしつついつも考えていたことは、この上本町の場をご一緒してくださった皆さんに感謝しながら、これから、この場で生まれ育んできた夢を実現する場、実際に夢を生きる場へと歩んでいくことでした。(わたしたちの夢の第二章は、また来年沢山語っていきたいと思っています!)

 2008年、今年は世界の大きな揺れも含めて、本当の意味で人類の新たなサイクルがスタートした年であったように思います。そして2009年、数秘術では、高次元と繋がる直感とインスピレーションの11の年が始まります。魂の世界の光輝とインスピレーションは、わたしたちの世界をどのように導き変容させてくれるでしょうか。高次元の神聖な愛をこの愛すべき3次元の溢れるような豊かさの恵みに変えて、ご縁の沢山の方々と共に、煌くような生きる喜びと幸せを分かち合いたいと思います。愛する人々と地上の天国を生きること・・・魂の夢を心から望みながら、さぁ・・・歩き出しましょう・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2008.12.31






愛と光のお花畑で

2007年秋 山の辺の道で咲いていたコスモスたち

 

 2007年の大晦日、本当に久しぶりの新つぶになりました。
 クリスマス間際に風邪を引いて、それからはゆっくりのペースでお仕事をして、心と身体と魂の声を聴きながら、大晦日までの日々を過ごしていました。今、今年のさまざまな出来事や感じたことを振り返ると、到底言葉にはできない感慨が胸に迫ってきます。2007年は、数秘術でも大きな9年サイクルの終わりの9の年でしたが、ひとつの時代が終わり、また新たな時代が始まる・・・その前の不思議な静けさに包まれていたように感じられました。めまぐるしく変化する日々の中でも、皆が気づかぬ間に何処かで静かに根底から変容しつつあるもの。来年からの新しいサイクルでは、この変容の中で輝き生まれつつある新しいクリアな意識が、この地球で育まれていくように思われます。

 私自身の2007年は、ユニティ(とナチュラルマーケティング)の会社統合をはじめとして、以前からお付き合いをさせて頂いていた笑顔が最高に素敵なChikoさんが(私がChikoさんにお手紙を書こうと考えていた頃に、Chikoさんから数年ぶりにお電話がかかってきたシンクロニシティがきっかけとなって!)新しくスタッフに加わって下さったり、ナチュラルファンタジーが自然な流れに乗って業務拡大していったり・・・と、外面的にはいろいろな動きが生じた年でした(残念ながらHPは制作時間が足らずまだ整備中となっています)が、この喜ばしい流れを感じつつも、内面的には、心の奥深くをじっと見つめているような感覚が強かった1年でした。個人年7の年、『わたしはこれから何を望み、どう生きてゆくのか』をずっと想い続けながら、自分自身の心を見つめていました。

 そんな中で、12月に入ってからの1ケ月位の間のことですが、身近な人々の中でも、顕在意識ではまだ本質的にスピリチュアルな変容には気づいていらっしゃらない方々とお話している時、年を重ねられたご自身のことや周りの同年代の人々のことを「死んでいく人間」というような言葉で語っておられるのをお聴きすることが何度もありました。又、身近なご家族のなかでの生死を語る時に、何の気なく「順番だから」というようなお話も世間話的によく聴くことがありますが、これらのことを深く捉えて想う時、人間世界の日常感覚の根強さと、本当の意味で「ゆだねる」ことの難しさを、あらためて実感しました。しかしながら、これはまだ単に、顕在意識にスピリチュアルな気づきの光が輝いていないだけのことであり、私自身この1ケ月間に、周りの方々から何度もこれらのことを感じさせて頂いたことで、あらためて自分自身として今後取り組んでいく大きなテーマを再認識させて頂いたように感じています。
 人が「死」を思う時、今生だけではなく、全ての人生で感じた苦しみや行き場のない刹那さや悲しい思いが湧き上がってくるものですが、ここにもまた大きなチャレンジが潜んでいて、わたしたちがこの地球に存在していることの本当の意味を、今は自ら気づくことができる時代になったのだと思います。これから、生死を隔てていた壁はやがて無くなっていくこと、物質世界を超えた世界で、わたしたちは純粋な意識・エネルギーとして暮らしていること、この先、統合が進んでいくごとに、わたしたちの精神と物質は深く結びついていくことを、来年からはもっとシンプルな形でお伝えしながら自由に表現していきたいと思っています。

 3次元に生きるわたしたちが地上での生活を精一杯に暮らしている間も、高い次元でのわたしたちは、ずっと見守り、支え、そして恩寵をもたらしながら、メッセージを贈ってくれています。わたしたちの自我が葛藤の最中にいる時も、この地上でのチャレンジをずっと魂は見守っていて、自らがつくった葛藤を超えていく叡知を、いろいろなかたちで授けてくれています。そして、この地上での最高のチャレンジの途上では、葛藤があったからこそ生まれた、ひとつの意志と呼べるものが息づいていることを、今、深く感じています。この意志は、わたしたちが存在すること、生きること、愛することについて、本当の幸福の方向を、深いところで決定し支えてくれるものです。一瞬一瞬、わたしたちの生きる波動は、はるか彼方の宇宙へと何処までも果てしなく広がり、そしてまた、この地上に帰ってきて、そこかしこに降りそそいでいますが、人間がこの身を持って地球に天国を創ることは、ただ地上の幸福のみならず、故郷の宇宙に、愛と光のお花畑を創ることに他ならないのだと思います。わたしたちは、大いなるひとつの生命であり、3次元の肉体と共に生きる美しい光であり、宇宙の愛の創造者であること。わたしたちが深い愛で選択した意志は、やがてこの宇宙を幸せな波動で満たしていくことでしょう。

 明日から2008年、人類の新しいサイクルが始まります。わたしたちのこの物語の続きは、これからの新たな日々の中で創られていきます。この創造の物語の中でわたしたちが出逢えたら、手に手を重ね、希望を分かち合って、心から望む素晴らしい未来を創っていきましょうね。今生、魂たちの大いなるチャレンジと共に、いつも宇宙の愛と光が輝いていますように・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2007.12.31








光の春


 2007年がスタートして2ケ月が過ぎ、2/28の夜になりました。この1月2月の間は、私自身は今年の本格的な活動のための準備期間のように思っていたのですが、日々いろんなことがあって、少し立ちどまる間もなく、あまりに早く過ぎてしまったように感じています。今日、2月最後の日に、新つぶも本当に半年ぶりになりましたが、今の心のままに書いてみたいと思います。

 今年はお正月から、何かしら例年とは違った心境で過ごしています。毎日がとても忙しくなっているのですが、どこかしら自分自身の気持ちの方向が、静かな内面へと向かっている感覚があって、これは私の今年の個人年が7の年であるためのようにも思います。数秘術では、7の年はスピリチュアルなテーマの年と言われていて、内面のバランスを整えること、浄化や瞑想に取り組む、そして聖地への旅にも適した年まわりと言われているのですが、私自身の内部でも、今年は非常にこのようなことに関心が向かっていることを感じています。
 又、世界全体は、数秘術からみると、2007年は『9』の年となり、これまでの9年間の総まとめ、大掃除、完了の年となっています。そして来年、2008年から始まる新しいサイクルに備え、これまでの総決算の年に当たります。これも今の時点でも早や、何かそのような感が強くあり、今年は9の年の意味合いやカラーが非常に色濃く出てくるのではないかと思います。9という数字の持つ意味・意義は、慈悲と博愛、奉仕や人類愛、そして、宇宙との繋がりが主要なテーマとなりますが、またその反面、正反対の対極の事象が起こる中でも、深い慈悲や慈愛を学ぶ、ということがあるように思います。「超越」「ゆだねる」「個を超える」といった崇高なイメージが、そのまま9という数字のエネルギーを支えていますが、このエネルギーが今年、世界をどのような方向へと後押ししてくれるか・・といったことが、とても気になるところです。

 ここで少し3次元の話に戻りますが、今年の私の流れでは、家族との交流がまたクローズアップされてきました。先月、祖母の17回忌があり、実家に皆で集まったのですが、その際に、実家の父とも久しぶりにゆっくり一緒に過ごすことができました。今年、古希を迎える父は、今も現役の経営者としてがんばっているのですが、父の元で仕事をしている弟から父の話を聞くと、仕事はお蔭様で順調でも、何かしら精神的な寂しさが感じられるようで、弟も、父の心境を思い、少し心配しているようでした。実家の母や主人の父母とはいつも身近に話をしているのですが、父のことは母から様子を聞く感じで、お互いの仕事の都合もあって中々ゆっくり話すことがなく、私もいつも遠くから想っているような気持ちでいました。それが心の中でずっと気になっていたのですが、祖母の17回忌の後で、皆でお寿司を食べているときに、父が故郷の四国の小魚を焼いて、私にこれで一緒に日本酒を飲もうと声をかけてくれました。弟と主人は車を運転するのでお酒は飲めなかったので、父も私に相手を頼んでくれたのですが、それはいつになく珍しいことで、ちょっとビックリしながらも、これが以前の豪快すぎるほどに押しが強い父かと思うほど、いつのまにか丸くなった感のある父と、渋い肴で美味しく日本酒を頂きました。
 元々少し天然ボケの私は、お酒を頂くときにも、気が利く感じでお酌をするのがなんとなく苦手で、いつも気がつくのが遅かったりするのですが(笑)、このときは、父ってこんなにマメな人だったかしらと思うほど、私がおちょこに口をつける度に、知らぬ間にさり気なく注いでくれるのです。それで調子に乗ってそのままどんどん美味しく飲んでいたのですが、父のおちょこにお酒が無くなっているのに急にハッと気づいて、私も慌てて注いだり(笑)していました。それでも、父はニコニコとして喜んでくれているようで、17回忌を迎えた祖母の魂も、微笑みながら温かく見守ってくれているような気がしました。そして人生の年月というものはこんなに不思議で奥深い感慨を運んでくれるものかと、あらためて感じました。又、私の横では、主人がこのような私と父の姿を見ていて、後で「あのお父さんがあんなに嬉しそうにニコニコとして、なるちゃんとさしつさされつ日本酒を飲んでいるのを見て、涙が出そうになったよ・・」と温かく少しウェット(笑)な感想を話してくれていたのですが、今年は何かまるで9の慈悲のエネルギーに包みこまれるように、私の実家でも、これまで拮抗していたものがいつのまにか解け始め、静かな穏やかな空気を感じ、皆で和やかなひとときを過ごすことが出来て、とてもしみじみとした幸せな気持ちになりました。深いところでは魂のご縁で繋がって、この地球に集っている人々と、和やかで幸せなひとときを過ごさせて頂くことが出来たことに、心から感謝したいと思いました。他にもまだいろいろなエピソードがあったのですが、それはまたの機会に書いてみたいと思います。また4月にも、弟夫婦の子どもたちも交えて、父の古希のお祝いで集まるので、そのときも皆で人生のひとときを大切にゆっくり分かち合って過ごせたらいいなと楽しみにしています。

 又、今年セッションに来て頂いた方々とのお話や、日々の出来事でもいろんなことを感じることがあります。そして、今年の私の最大のテーマも、もう少し先で、春のお花たちがいっせいに花ほころび、桜が咲き始めた頃に、暖かい春の気をいっぱいに受けて心が自然に外へと開いていくことを感じながら、ゆっくり書いてみたいと思います。そして、ナチュラルファンタジーのことで、ここ最近はいろいろとお取引のお話も頂いていて、女性の担当者の方々がとても気に入って下さったり、今後増えていく商品たちを楽しみにして下さったりすることが、大変有難く嬉しく思っています。ただ、現在のところ、カタログも先様から請求して頂いてようやく出来上がったような具合で、今はわたしたちのほうがこの展開のスピードについていけるか・・(苦笑)という感じですが、今年沢山予定している商品のラインナップが、ひとつひとつ幸せに誕生できますようにと願っています。Natural&Spiritualな新しい生活を表現してくれる商品たちが生まれ育ってくること、私自身もとってもワクワクと楽しみにしています。(ブログで随時ご報告します!)

 今年は暖冬で、まるで春のように暖かい日もあって、そんな2月中の休日に1度だけ、山の辺の道に散策に行ってきました。道の脇の無人のお店では、小さめのハッサクなどの柑橘が幾つも入っていて100円で売られていたり、陽のよく当たるところではハコベなどの野草ももう伸び伸びとしていて、歩いているだけでも本当に心楽しく、あちこちから梅のお花のほのかな甘酸っぱい良い香りがしていました。陽の光はきらきらと眩しく、2月と言えどもう強すぎるように感じるほどでした。後で知ったのですが、早春の一歩手前で、このように光が満ち溢れるような日のことを、<光の春>と呼ぶそうで、本当にその言葉がぴったりな光景の中にいると、ただ言葉もなく、生きていることの幸せで心身が満たされるようでした。日々のほのぼのとした風景、当たり前のように通り過ぎる景色の中に、何故こんなにも光が満ちているのかしら・・と不思議になるくらいに、眩しい光がそこかしこに溢れていました。わたしたちは、このような光の国に住んでいたのだと、歩きながらつくづく思っていたのですが、人々の意識がこの溢れるような光をすべて受入れるときが来るまで、もう少しだけ時間がいるように思いました。そして、春を呼ぶ透明な風に吹かれながら、暖かい陽の光と共に、わたしたちの魂の故郷からの光のメッセージが降りそそがれているのを見つめていました。
 
 わたしたちの行くところ、未来への道を、光はいつも眩しく煌きながら照らしてくれています。
 そして、“この道は、わたしたちが以前にも通ったことがある道、しかし今度は、多くの仲間たちと手を携えながら、愛と光と喜びに満ちて歩むことができる”、そんな予感を光のメッセージは伝えてくれている気がしました。あなたのなかには、光はどんなメッセージを伝えてくれたでしょうか。またそっと聴かせてくださいね。では暖かい春の日に、ふりそそぐ光の中でお会いしましょう・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2007.1.19〜2007.2.28








Sympathy


川沿いの道に咲く紫の美しい花


 7/27に株式会社ユニティを設立させて頂いてから、早や1ケ月余り経ちました。
今年は、新月のつぶやきが中々ゆっくりと書けなくて、今までご覧下さっていた皆さまにはとても申し訳なく思っております。これからは私の中の時間の流れのくぎりごとに書きたいと思っておりますが、素の心でひとつひとつ大切に書かせて頂きたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 ユニティをスタートして、今最も感じていることは、仕事の時間もお休みの時間も何もかもが、ひとつの流れになってきていることです。これまでは、やはりどこかでオンオフの区別が付いていた部分があったように思うのですが、ユニティをスタートさせて頂いてからは、それがほとんど無くなってきたように思います。そして、Natural Market(自然食品)、Natural Fantasy(オーガニックコットンなどのナチュラルな生活雑貨・生活着)の商品企画開発のことに取り組んでいると、まず自分自身が正直に感じること、思うこと、望むこと、を歪めることなく形にしていくことが、本当に大切な要素であることを強く実感しています。それはそのまま、私自身の人生の1シーンであり、仕事自体が新しい生活シーンを創ることになっているのだと、あらためて感じています。

 また、一日のうちでもふと思い出す方々、仕事でご縁を頂いた方も、セッションにいらして下さった方も、友人・知人の方も、HPやインターネットを通して不思議な出逢いを頂いた方、まだお会いしたことがなくても、とても大切な心の友の方も、最近は特に、周りにいて下さる方々とのSympathy(共感)を感じることがとても多くなりました。普段はごく普通に接して話しているように見えても、わたしたち人間同士の出逢いというものはすべて、やはり人生の流れの中で必然の時に出逢うべくしてご縁を頂いている、と言えるのではないかと思います。そんなことをいつも心の深い部分で感じつつ日々を過ごしていると、仕事の場で時には慌しくお話しているときでも、どこか永遠の次元では、魂同士が微笑み合い、Sympathyを感じ合っているような感覚を覚えることがあります。ただ、まだどうしても「分かっているのに何かギクシャクしている」ようなとき。それは、魂レベルのSympathyが、3次元の世界のわたしたちの顕在意識のレベルまで降りてくるときに、ブロックに跳ね返されたり、屈折してしまったり、どこか逸れてしまったり・・しているように感じます。でもそれでも、どこか深いところからやってくるようなこのSympathyは、どんどん強くなってきていて、皆がこの地球で交流しながら、今とても重要なことを学んでいることを、教えてくれているように思います。

 先日、スタッフのUさんが少し体調を崩されたことがあったのですが、それがまたきっかけになって、ご自身の心身をこれまで以上に大切に深く見つめられる時間を持たれました。その後、Uさんといろいろお話している時、「嬉し涙が出てきます・・」とおっしゃって清々しく笑っておられるお顔があまりにも優しく繊細な光で輝いていて、私も本当にしみじみと人生の喜びの奥深さを感じました。そして、人との出逢いとふれあいによって、こんなにも純粋に幸せな気持ちを分かち合えること、人生とはこのようなことを体験させてくれるものかと、あらためて深く思いました。又、先日、セッションにいらして下さった年上の女性の方は、今、ご家族のことでとても大変な状況の中、私も思わず強く胸打たれるほど真摯に、ご自身の真の使命と道を見つめようとなさっておられました。パートナーの方の人生を信じ、優しく温かく支えられながら、ご自身の道を一歩一歩歩まれていく姿には、人間の強さと美しさが顕れておられて、私もセッションとしてのお話を越えて、深く心を打たれていました。そして、お話の途中でホッとなさったときには、まるでお茶目な少女のようなお顔をなさっておられて、今日このひととき、できうるかぎり素のご自身を何よりも大切に見つめられるお時間をお持ち頂けたら・・と、願いました。これまでずっと個人セッションお会いさせて頂く方々が、どの方も本当に美しい表情、魂のお顔と感じる表情を見せて下さる瞬間があって、その瞬間、瞬きも出来ないほど、私はその美しい光を見つめていました。その方の奥底から魂の本質が現われ、まるで眩い朝日が上るように光を放ち始める時。そのようなひとときをご一緒していることを思うと、本当に言葉を失うほど深い感慨を覚えます。


 今、自分自身の人生と、ご縁を頂いた方々の人生が、皆すべてどこかで繋がっていて、何時のときも、共にSympathyを受けとり与えながら、生きていることを感じています。どこまでが自分の人生で、どこからが他の方の人生、という境界線も、本当は定かではないように思いますが、オーラもずっと微かになりつつ果てしなく広がっているように、わたしたちの人生も本当はどこまでも、はるか宇宙の彼方まで、心の思いを運びながら広がっているのではないかと、思います。

 ユニティのスタートと同時に、始めさせて頂いたブログも、これからまたひとつひとつ、私の心の軌跡と共に、人生のページを綴ってゆきたいと、とても楽しみにしています。なるふぁんBBSにも、新しいブログにも、コメントを下さった皆様、又いろんなお話や楽しい交流をさせて頂けますこと、本当に嬉しく有難く思っています。野山に遊び花々と戯れるように、自由にかろやかに、皆で素晴らしい人生の時をご一緒しましょうね。わたしたちの魂が奏でる美しいSympathyに静かに耳を傾けながら・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2006.7.25〜2006.9.10







次なる一歩


 新つぶを3ケ月ほど、お休みしていました。
 もう早や今年前半も終わりになりましたが、今夜はここ最近のこと、つれづれなるままに書きたいと思います。(なんだか久しぶりなので、ちょっと言葉がつまってしまったら、ごめんなさい)
 
 春の頃、4月には今年もまた手作りの桜のエッセンスを作らせて頂きました。
お花の開花から満開までの間、奈良ではあいにく晴天の日がとても少なかったのですが、今年の桜たちからのメッセージを沢山頂いたように思います。明日香のひっそりとした小さな公園で、清らかな一重の桜、愛くるしい八重桜、そして、紅とピンクと白が美しく混ざり合って咲く源平桜、と今年も3種類のエッセンスをつくらせて頂きました。2004年、2005年、そして今年の2006年の春、その際に心に感じたお花のメッセージを書いてみたいと思います。

○一重の桜 2004年:【永遠・本質の美】 2005年:【魂のふれあい・光輝・幸福(新月の桜)】
        2006年:【夢の実現・希望】
○八重桜  2004年:【友愛】 2005年:【慈愛】   ○枝垂桜 2004年のみ:【許し・和解】
        2006年:【愛のふるさと・心の花】
○源平桜  2004年:【真の成功】 2005年:【無限の豊かさ・未来・未知の扉】
        2006年:【無限のパワー・宇宙エネルギー】

 2006年の桜たちは、柔らかな光の中に、凛とした潔さも感じさせてくれました。ふうわり桜色の靄の中から、少しずつ輪郭がハッキリと浮かび上がり、眩しく輝きながら映し出される、未来の夢。その夢が実現していくさまを、桜たちは優しく伝えてくれているように感じました。


 今年は、私にとっても、ユニティのスタートの年として心に夢と希望を秘め、日々様々ことを感じながら歩んできました。1月の伊勢神宮でのシンクロニシティから始まった感のある2006年でしたが、この6月までの間は、自分自身の新たな変容の前の「心の癒しと浄化」と言えるようなことも多々ありました。
 特に、人間関係においては、以前からの知り合いや親しくさせて頂いていた方々と再会した時に、知らぬ間に時が流れ、今は、お互いの道を歩んでいることを実感させられることもありました。そんな時、いつのまにか変わってしまった感覚に、何かしら淋しさや悲しさを感じたのですが、その後、しっかりとその事象を抱きしめ、受けとめてみると、それはやはり、それぞれの人生の学びの道があることを、知らされたような気持ちになりました。そして、どこからか微かな声で、「行きなさい、あなたの道を。あなた自身の道を、行きなさい」と、呼びかけられた気がしました。そのたびに、わたしは彼らの歩む道を見つめ、精一杯のエールで手を振って、それからまた、自分の道を歩き始めました。

 そして、私のパートナーの夫との間でも、少なからず、葛藤と変化がありました。私と夫は、人生の一番の友人であり、同志であり、又、兄弟のような、親子のような、ちょっと説明し難いヘンな関係(笑)ですが、長い間、私は彼をサポートすることに慣れていました。しかし、彼と一緒に会社を設立して仕事を始めてから、今では彼が私の右腕の如く、次第に役割が変化し始めてきました。この経緯では、苦しかったことや思いがけないことも多々あり、葛藤も悩みも沢山出てきましたが、今まで、男性性の蔭に隠れていた女性性が表に出ようとしていることを、自分の内側でも感じていました。ナチュラルビジネスを生きることは、女性性と男性性が本当の意味で調和すること、そして、自然の息吹をハートいっぱいに感じ、人々の心の豊かさへと繋がるかたちを創ること。お互いの認識が合わない時には、幾夜も明け方まで、いろんなことを語り合いました。そして、スタッフの女性のUさんともいろんなことを話し合っていたのですが、私が少しダウンしていた時も温かく支えて下さる彼女の思いやりが、何より心に沁みました。「少しゆっくりなさって、美味しいもの食べて、ホッとしてくださいね。そして、お心も軽く、暖かい心の輪がどんどん広がって、ユニティの夢が花開かれ、沢山の方々がお幸せになられますように。」といつも祈り願って下さる彼女の、母性の愛と温かさが、本当に有難く心強く思いました。夫もまたUさんともいろんなお話をして、そして、3人で語り合ったり笑ったり、しみじみしたり、人生をこんなにもお互いに感じ合うことが出来たことは、とても幸せな経験だったように思います。その後もまたまたいろんなことがあり、後日談もあるのですが(笑)、近々スタートするブログでも、ナチュラルビジネスのいろんな日々のお話、披露していきたいと思っています。

 新月の今日は、カエルカードを引いたら、「Sharing(共有する)」のカードが出ました。今の気持ちにぴったりのカード。これからもっとオープンに心ふれあって、多くの人々と素敵なシェアが出来たらいいなと思います。
 今宵、わたしもまた、心の灯と魂の光に導かれながら、人生の次なる一歩をふみだします。
そして、人生の同胞達、親愛なる人々の次なるチャレンジの一歩に、心からの祝福を捧げます。世界の平和と地上の天国へ、希望の未来への祈りをこめて。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2006.3.29〜2006.6.26








愛しあい育みあうこと


 一日一日と、春の気配が嬉しい今日この頃。2月の最後の日は新月にあたっていましたが、その日に、何週間か前から予約をさせて頂いていた京都のヨガの先生のところへ初めてお伺いさせて頂きました。
 今年に入ってから特に、仕事のことでは自社においても顧問先の会社においても、ひとつひとつが今後の方向性を決定していくことが増えてきた為に、一緒に仕事をしている主人に対しても、常に全体像を把握すること、意志決定についてなどの細々とした注意をしてしまうことがよくあり、自分自身でも少し神経的にも疲れてきて、これは少しリフレッシュしたほうがよいと思っていました。セラピーやセッションはここ最近はご無沙汰していたのですが、今年は数秘術でも特に交流を大切にしたい6の年であるので、良いと思ったものはできるだけ積極的に参加したいと思いました。この新月の1日は、普段の仕事も少し忘れて、京都への小さな気ままな一人旅のような新鮮な1日を過ごさせて頂きました。

 自宅から京都へ、移りゆく景色の特急の窓を見つめながら、心はその日のセラピーをとても楽しみにしていたのですが、身体のほうは、前夜の眠りが浅くて少しだるいような感じでした。初めてのところへ伺う時に、私は楽しみにしている半分なんとなく緊張してしまって前夜よく眠れないことがあるのですが、「今日はセラピーを受けて、そういうことも含めてお話させて頂いて、心身をほっとリラックスさせてあげたい」と思いました。
 そして、京都からJRに乗り換えて円町という駅まで行き、その駅からバスに乗ろうとしていたのですが、駅近くにあったバス停は行き先が違うようで、急に困ってしまいました。それで近くにいらっしゃったご年配のご婦人に、「あの〜すみません〜〜立命館大学前行きのバス停って、どちらかご存知でしょうか〜〜!?」とお聞きしました。突然、私が息せき切ってお聞きしてしまったためか、その方は最初少し戸惑っておられたようで申し訳なかったのですが、「あ、あ、あ〜〜立命館大学前行きならね、そっちの道の横断歩道を渡ってね・・・」と身振り手振りで詳しく教えて下さいました。私が何度もお礼を申し上げると、その後も手を振らんばかりにニコニコと見送って下さって、何か思いがけずとても温かな気持ちになりました。その後、ようやく教えて頂いたバス停でバスを待っていたのですが、時間がきても一向にその番号のバスが来ないので少々不安になってきて、そこでも又、バス停のベンチのちょうどお隣りに座っておられたご婦人に、又、「あの・・すみません〜こちらのバス停は立命館大学前行きのバスは着ますでしょうか〜?」と再度お尋ねしてしまったのです。その時も何も考えずパッとお話ししかけてしまったのですが、最初お顔を見たとき、その60代位の端正なご婦人の表情がなんとなく硬くクールな雰囲気だったので、一瞬、「失礼だったかも・・」と思ってしまったのですが、5秒くらい経って、もう一度尋ね返して下さり、そのバスが着くことと、バスがよく遅れることを教えて下さいました。それで私も「本当にどうもありがとうございます!このバスに乗るのが初めてだったので、とても助かりました〜」とお礼を申し上げて、そのまま座ってたのですが、その後1分くらい経って、このご婦人がもう一度バスの系統の番号を確かめて下さったり、又少し経って、バスがすぐ近くまで来ると掲示板にランプが点灯することを教えて下さったり、何度も何度もお気遣いして下さるので、私もとても恐縮しながらも、とても嬉しく感謝して何度もお礼を申し上げていました。最後に、このご婦人は先に違う行き先のバスの中へ、とても上品に軽く会釈なさって微笑んで乗っていかれたのですが、この日はセラピーに伺う前にも、素敵な一期一会の出逢いのプレゼントを頂いたような気持ちになりました。
 出張や旅に出ると、私はいつもこのように沢山の方々に道を尋ねてしまうクセ(笑)があるのですが、この新月の1日の京都へのプチ旅では、若い方からご年配の方まで5〜6人の女性の方々に道をお聞きして、どの方にもとてもご親切にして頂いて、人の優しさにふれた嬉しい1日となりました。

 そうこうして、ようやく立命館大学前のバス停に着くと、到着時間がかなり遅れていたので、ヨガのM先生がご心配して下さって、携帯へお電話を下さいました。印刷物でのM先生の印象は、どことなく茶の湯でもなさりそうなクールな通人の雰囲気もあって(私が勝手にそう思っていただけなのですが)、お会いして、お人柄の温かさと気さくさに触れると、とても素直な気持ちでお話できたのが一番嬉しかったことです。この日のセラピーでは、まず今の仕事のことやこれまで気になっていた父親との関係のことなど、M先生にいろいろお話を聞いて頂いたのですが、あれこれとご説明していると、かなり話が長くなってしまい(笑)、自分でも内心苦笑していました。普段自分もセッションではカウンセリングをさせて頂いていますが、どちらかというと、私は他者のお話を聞いたり質問したりするほうが慣れているようで、それでもM先生は忍耐強くお話を聞いて下さっていて、その後、手当てのセラピーを体験させて頂きました。
 過去に、レイキはレベル2まで受けさせて頂いたことがあり、その他のハンドヒーリングなども以前にいろいろ受けたことがあったのですが、M先生の手当てのヒーリングエネルギーは、今まで受けたものとまた違って、大地の温もりや陽だまりのような暖かさが伝わってくるように感じました。エネルギーが熟成された感じ、と言っては妙かもしれませんが、手当てのエネルギーの質が、とても精妙で且つ素朴な優しさに満ちていることを感じました。M先生がご自身の道を一歩一歩歩んでこられた中で、この手当てのエネルギーも、大地の母のような陽だまりのような温かさへと、ずっと大切に熟成なさってこられたのではないかと思いました。
 今回受けさせて頂いたセラピーでは、涙と共に、幼少の頃からの家族との関係の中では「父や母と、もっと手をしっかり繋ぎたかった」というような思いが浮かんできました。私の結婚式の日、父と一緒に写真を撮った時も、どうしても遠慮してしまって自分から腕を組むことができなかったことも思い出されてきました。私にとっては、その日、過去の自分の些細なことでも気になっていたことをお話できたことが、又これから先の歩みへと後押しをして頂いたようで、大変嬉しかったです。
 又、初めて此処へ来させて頂いたのに、セラピーの後、気楽なとってもフレンドリーな気持ちで楽しく笑っていることが、自分自身でも新鮮で、また違う目で自分を見ることができたように思います。帰りのバスは、もう夕方遅くなっていたので、本数の多い違うバス停までの道を教えて頂いて、京都駅までバスに乗りました。バスに揺られながら暗くなってきた外の景色を眺めていると、河原町辺りのお店の灯りが見えてきて、「あのお店・・このお店・・あれはなんのお店かなぁ〜」と、まるで子どものような気楽なウキウキした気持ちになっていて、心に何も気にかけず、リラックスして人生を楽しんでいくことを思い出したような、そんな帰り道のひとときでした。また次回に伺う際には、奥様のTAKAKO先生のヴォイストレーニングを受けさせて頂こうと、とても楽しみにしています。


 そして、この日を経て、今一番心に思うことは、3次元での血縁の家族も、大きな意味での繋がりである魂の家族も、もっとこの世界の中で愛し合っていいこと。お互いを愛しあい関わりあうなかで、お互いが育まれていくこと。エゴの分離感や怖れや傷つけあうことを超えて、人と人が本当に繋がっていくときの喜びは、やはり愛の本質であるような気がしました。この3次元の世は、制約があるがゆえに、魂の自由の如くに愛しあえないという囚われがありますが、でもその先に、私達が真の愛の本質を表現し合う世界は、人々がそこに辿りつくのをずっと待ってくれているような気がします。

 先日は、「LOHASからアセンションへ」というテーマで日記(なるみめも・mixi)を書かせて頂きましたが、BBSでりゅーすけさんが素敵なコメントを下さり、mixiでは、ふーちいさんがこのテーマでのやりとりを再度ご自身のページでも取り上げて下さって、いろいろと意見の交流をさせて頂いたことが、本当に嬉しく思いました。地上天国への道を皆で歩んでいる今、今年はよりダイレクトに、より心豊かに、素晴らしい交流の輪が広がっていくことを願ってやみません。お互いがお互いの鏡となり、愛しあい育みあうことの幸せと温もりを感じながら、2006年の春を迎えましょう・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2006.2.28〜2006.3.7






Natural & Spiritual

一足早い早春の啓翁桜


 2006年のスタートから、早や2月も後半になりました。少し暖かくなったり、又、寒くなったり、雨が続いたり・・とお天気も多様に移り変わりがありますが、一日一日と春が近づいてくるのが感じられます。

 1月の新月の日(1/29)は、大変お天気が良く、眩しい太陽の光が溢れ、とても清々しい1日でした。この日、暖かな光と風に誘われて、久しぶりに、主人と車で伊勢神宮にお参りに伺わせて頂きました。以前から「又いつお参りに行こうかしら・・」とずっと思っていたのですが、29日の朝起きてみると、心晴れ晴れとした1日の予感がして、「今日こそは(笑)!」と、急遽出かけることにしました。そのときはまだ、この新月の日に驚くようなシンクロニシティが待ち受けているとは夢にも思わず、ただ数年ぶりの伊勢神宮への旅路にワクワクと心踊るような気持ちでした。でも、何かと用意の遅い私は、いろいろと出かける前の用事を済ませたりしているうちに、出発はお昼過ぎになってしまったのですが、とにかくこのような気持ちの良い日に、とり急ぎのこともなく、こうして出かけられることがとても幸せな気持ちでした。まるでその1日は、もう春になったかのように暖かくうららかで、車の窓からの景色もキラキラと眩しく輝いていました。以前に伺った時には、伊勢道という道がまだ整備の途中のようで、しかも夜になって雨が降っていたこともあり、この道を通っている間のとても恐い印象が残っていたのですが、今回、この伊勢道が非常に綺麗に整備されていて、ほっと安心して通らせて頂くことができました。

 今回は主人の提案で、内宮をできるだけゆっくりとお参りさせて頂こうということで、外宮は次回に、スタッフのUさんとご一緒に午前中から出発して伺おうということになりました。Uさんとも昨年からずっと伊勢神宮のお話をしていたのですが、今日は急に決めて来てしまったので、帰りには色々お土産を買って帰ろうね〜と主人と話し合っていました。1月も末だったのですが、晴天に恵まれた伊勢神宮は想像したよりも凄い人出で、参道の「おかげ横丁」も沢山の人々で賑わっていました。五十鈴川の橋を渡り、ゆっくりと参道を踏みしめ、伊勢神宮の気を十二分に感じながら散策を楽しみました。そして、正殿へお参りする方々の長い列に並び、ようやく正面に辿りついてお祈りをさせて頂こうとした直前、主人がなんと、ちょうどお祈りを終えてこちらに振り返ったUさんの姿を見つけたのです。お互いにあまりの驚きに少し呆然としていたのですが、Uさんもこの日突然、幼馴染のご夫妻に誘われて、急に伊勢神宮にお参りにこられ、時間も遅くなったので、早足で外宮と内宮をお参りされたとのことでした。Uさんの幼馴染のご友人ご夫妻とは、私も主人も初対面でしたが、皆で驚きながらご挨拶し合い、この日この場所で巡り逢わせて頂いたご縁の不思議と喜びを分かち合わせて頂きました。(この日のことは、プチmemoryの日記にも書かせて頂いております♪)

 1月末の新月の夜は、伊勢神宮でこのようなシンクロニシティがあって、とても感慨深い思いでいっぱいでした。その後また、日々はあっという間に過ぎていきましたが、2月も半ばを過ぎ、春の気配を感じながら、今、いろいろな思いが心の中に駆け巡っています。

 昨年の5月、顧問先のお店では心新たにイメージをリフレッシュし、ナチュラルなライフスタイルを提案するお店としてプチ・リニューアルを行いましたが、今年もまた5月に、葉祥明さんのイラストを全面的にパッケージに使用した新商品の発表会+チャリティイベントが行われる予定です。この商品は、顧問先の担当者の熱意から誕生し、昨年からずっと毎週の経営戦略会議で長い時間をかけてコンセプトを練り上げてきたもので、この5月にようやく『おなかの健康と世界の平和』というテーマで、葉祥明さん講演などの催しと共に、多くの方々に発表する機会を持つことになりました。又、イベントの詳細が決まりましたら、こちらでもお知らせさせて頂きたいと思っておりますが、この商品を通しても、今までにない暖かい波動の商品づくりがスタートしたことを実感しています。

 そして、ここ最近はLOHAS(持続可能な社会を望み、環境と健康に配慮したライフスタイル)の波が広まっていますが、その中でもいろいろ感じることがあります。LOHASは、優等生的な「こうすべき」というような「エコロジー」ではなく、自分らしいライフスタイルの中から、ある意味、「エゴ」の部分を抑圧せず、楽しみ解放していくかたちで、地球環境や健康についても取り組んでいこうという流れで、より多くの人々の共感を集めている部分があると思います。このLOHAS的な在り方は、抑圧ではなく成長発展へと向かう人々の気持ちに自然に沿っている非常に優れたものだと思いますが、これからの企業のLOHAS的な展開においては、今までになく多様なコラボレーションが生まれると共に、それぞれの個性と在り方がより一層際立ち開花していくのではないかと思います。

 そして、この流れの中で、いま私もUnityという会社の設立の準備段階に入っておりますが、自分自身が心より願う理想の在り方を分かりやすく表すと、「Natural&Spiritual」という言葉に集約されるような気がしています。自然のこと、心のこと、地球のこと、魂のこと、愛と平和。皆の幸福。地上の天国。そのような世界を自由に心に思い描いていると、アセンションに向かう聖なるこの時代の大いなる可能性に、ただただ感嘆の念を感じます。そして私をここまで運んできてくれた人生の流れと、かけがえのない魂の出逢いを贈ってくれた運命の道に、心より深く感謝しています。

 暖かな太陽の光、吹き渡る風、大地の温もり、澄んだ大気と空が、いつも透明なメッセージを贈りながら、私たちの幸せな目覚めをずっと待ってくれています。芽生えゆく草木も、花も、石も、昆虫も、鳥たちも、動物たちも、人間も、NaturalでSpiritualな存在であること。皆こうして地球に生まれ育った幸福を心いっぱいに分かち合う時、どのような新しい未来が創造されるのでしょうか。すべての存在が光輝く未来へ、希望と共に歩んでいきましょう・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2006.1.29〜2006.2.22
Sp





新しい可能性


 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 2006年が皆さまにとってますますお幸せな素晴らしい1年となりますように☆☆☆☆☆☆

 新しい年が明け、10日あまりがあっという間に過ぎて、明日はもう満月になりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私たちの会社でも昨年からのお仕事のご縁が増えたことで、年末から年始にかけて忘年会・新年会に度々出席させて頂き、その度に多くの方々との繋がりをあらためて感じさせて頂きました。今この時この時代をまぎれもなくご一緒に生きて関わっていることが、不思議であり又必然でもあること、そしてそのかけがえのない尊さを日々かみしめています。

 昨年のつぶやきでお知らせさせて頂いた新しい会社(Unity)の設立準備期間として、5月位までの間、いろいろ準備をしていきたいと思っています。今、取組み始めているのは、ナチュラルな素材のオリジナルブランドづくりの一環として、食品の他に、オーガニックコットンなどの雑貨・小物の企画です。
 いわゆる自然食品業界でも、ナチュラル素材の雑貨に関してはまだとても商品アイテム数が少ない状況なのですが、これからは「食」だけではなく、生活全般を通してのライフスタイルに合った商品の企画開発が潜在的に求められているように感じています。そして、21世紀のホリスティックな時代における商品づくり、物づくりの本当の意義を真摯に捉える時、私はその中に、ひとつの貴重な妙なる循環を見つめていきたいと思っています。見えないものから見えるものへ、精神から物質へ、宇宙の魂から私達人間の肉体へと、混沌から生まれ次第にかたちづくってゆくもの。生命の本質である喜びの自己表現。この生命のメッセージを、商品づくりの中でも大切に育んでいきたいと思っています。

 又、今年は世界が豊かさと力の「8」の年であることから、大きくエネルギーが動く年であるように思います。「8」の数字を横に倒すと「∞」となるように、宇宙の無限のエネルギーが燦々と降りそそぐと同時に、陰陽がせめぎ合い相求め合うようなパワフルな年ではないかと思います。渦を巻くような陰陽のエネルギーは、外から見ると何か恐く感じられるのですが、その中心に入ると、まるで台風の目のように、静謐な青い空が広がっている空間があるように思うのです。数秘術のライフナンバーでは、私も8のナンバーですが、自分に与えられたエネルギーが最大限にパワフルに発揮されているような時は、どこか芯のところで、なにかとても静かな、永遠の内にたゆたうような安らぎを感じて微笑んでしまうことがありました。今年は世界の8の年のエネルギーの奔流の中でも、その本質に飛びこみ、感じ、しっかりと見つめていきたいと思います。又、個人年としては、愛と母性、暖かく心地良い美と理想の環境を整える「6」の年に当り、周りの方々やコミュニティを通しての沢山の学びを頂く年であると思います。会社もまた一つのコミュニティであることから、Unityの新たな出逢いと体験を通して、日々のお仕事と交流のなかに生まれる今年の新しい可能性を探求していきたいと思います。

 今年の目覚めはゆっくりと、しかし確実にひとつひとつ心をこめて、歩んでいきましょう。
 私たちのハートが宇宙に花ひらく時、新しい可能性がその柔らかな翼を広げていくのが見えるでしょう。かろやかな風に乗って、優しい春の花のように。
 冬の間に一粒一粒蒔かれた種は、静かに目覚めの時を夢見ています。暖かい陽を浴びて、友と過ごす幸せな春の日を待ちながら・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

 

2005.12.31〜2006.1.13







心の軌跡


 クリスマスも過ぎて、今年も残り僅かとなりました。
 先週に新つぶを書きたいと思っていたのですが、お世話になっている皆様との忘年会が続いていて、中々ゆっくりと書くことが出来ないまま日々が過ぎてしまいました。しかし、その間も、心に残ることがいろいろあり、今日は今年を振り返り、そしてこれまでの人生の心の軌跡を辿ってみたいと思います。

 今年は、関西の自然食品店の中心的存在であるお店のプロデュース・コンサルティングをさせて頂いたお蔭で、今までにない日々の実感を強く感じることができた1年となりました。お店の現場は、まぎれもなくお仕事の場であるのですが、ナチュラルな食品や雑貨を通して、様々な人々が関わり、交流し、行き交う舞台でもあり、又、ひとつのコミュニティ・ひとつの大きな家庭といえるものだと、あらためて深く実感しました。この1年の流れの中で、私自身が受け取ったこと、そして身近にいて下さった方々と分かち合ったことは、言葉にするにはあまりに感慨深く、幸せと感動に満ちていました。お仕事を始めてからずっと思い続けていたこと、「皆が心から幸せに働いて、人生の喜びを分かち合いたい」と望んできたことが、今年、未来への希望と共に、確かな実感と手応えとしてやってきてくれたことに、本当に感謝しています。1年の波と流れの間で、時には苦しいほど真摯に向き合ったことも、今思い返すと、それもまた何にも代え難い貴重な贈りもののような時間であったと感じます。そして、今年最後の12月には、暖かく和やかなクリスマスの雰囲気に囲まれ、サンタさんに扮された社長やスタッフさん、小さな可愛らしいサンタ服で飴を配ってくれたお子様、お客様とお話したりイキイキと立ち働かれる姿が、心までほっと温まるような光景を見せてくれました。経営者の方とも真剣にお付き合いさせて頂いて、このような温かい笑顔を見せて頂いて、大変心打たれるものがありました。人生が贈ってくれる素敵なGiftは、何と形容してよいか分からぬほどに、深い感慨を持つものであることをつくづく感じた年でありました。

 これまでの人生を思い返すとき、こうして1年1年、一歩一歩辿ってきた心の軌跡は、自分にとっての一番の真実であるような気がします。その時々に目に見える風景は、電車に乗っている時の窓の外の景色のようにどんどん変化していきますが、心で感じる目に見えないものにいつも支えられていることを思います。33才から仕事を始め、初めてパソコンを覚え、チラシや情報誌作りに夢中になっていた時、船井総研様の勉強会に呼ばれてお邪魔して、コンサルティングの世界を知った時、男性達の中で無理をして強気で頑張って、トイレに駆け込んでは泣いていた時、着慣れないビジネススーツを着るのが嫌で、なんとか自分なりのスタイルが出来ないものかと模索していた時、そしてようやく自分のスタンスが確立し始め、仕事も心もスピリチュアルな世界も統合していきたいと思い始めた頃・・・・お仕事の歩みは、いつのまにかそのまま自分自身の心の歩みとなり、こうして私の宝物となってくれたのでした。

 そしてまた来年からは、Unityの活動に向けて、また新しい舞台へと歩んでいきたいと思っています。今、これからの事業を考える時、心がワクワクするような高揚感と共に、これまでの心の軌跡に支えられた静かな信頼感に包まれていることを感じます。この信頼感は、私もまた一人の人として地上に生を受け、こうして多くのご縁の人々と出逢い生き続けてきたという事実に根ざしているのですが、しかしこの日常に根ざした事実こそが、本当はまた一番の奇跡でもあることを、ようやく少しずつ気づいてきたように思います。

 私たちの生きる道は、運命の星に照らされ、数えきれないほどの奇跡を用意して待っています。人々が信頼の足跡で、確かにその道を辿ってくれるのを、心待ちにしているのです。この3次元の世界が宇宙に花開く時には、私たちは地上を歩みながら、同時に、優しく寛いで、かろやかな天の国に生きていることでしょう。

 それではまた今年最後の新月の日に心のつぶやきを書きたいと思います。
 わたしに心の軌跡を与え支えてくださった宇宙と魂の同胞達に心からの愛と感謝をこめて・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2005.12.2〜27






煌く魂の灯

幸福の黄色の薔薇


 また次の新月が近づいてきました。今年は、私にとって又ひとつの転機・新しい物事の始まりとなるような体験が多く、一月また一月経つごとに、心の様相も刻々と様々に変化していく自分がいて、そのような心境を、今は何かうまく言葉にできないもどかしさを感じています。新つぶもいつも遅れに遅れておりますが、今年の最後の新つぶ(大晦日)にはどうぞ滑り込みセーフで間に合いますように(^^ゞ、明日からの12月の1ケ月を慈しみ大切に過ごしていきたいと思います。

 上のお写真ですが、この暖かく輝くような黄色の美しいミニ薔薇は、11月11日に、弊社のスタッフの方が贈って下さった記念日の花束のなかに入っていたお花なのですが、とても長く綺麗に咲いていてくれていました。暖かい柔らかな光を放つ黄色の薔薇を見つめていると、様々に美しい魂の個性がキラキラと自由に輝いているイメージが浮かんできます。輝くような光の黄色〜ゴールドは、人体では鳩尾の部分の第3チャクラの色と言われていて、魂の個性化を育み開花させ、真の「わたし自身」であることを助けてくれます。この美しい薔薇を眺めながら、人々の煌く個性が、この世界で存分に花開いていくさまに想いを馳せていました。

 今年は、お仕事と人間関係のパートナーシップという観点でも、これまでの枠を超える体験と理解が深まった年であったと思います。日々生きている舞台である人生の場で、ご縁を頂いた方々との多角的多面的なパートナーシップが育まれつつあります。親しくお付き合いしながら、時に、お互いの価値観の相違を感じた時には、心に問いかけ語り合っていくうちに、また「その先」があることを実感することが多々ありました。自分や相手のトラウマが出てきたときには、それはただ単に、その人ひとりだけのものではなく、私達の共通の傷、トラウマでもあることを感じました。そして、お互いにその傷を見つめ、そのことを理解しあう時、私達はいつのまにか自然に、共に癒され始め、お互いに「その先」へ行けることを実感させて頂いたのです。共に傷を乗り越えるたび、未だ見えていなかった視野が拓けてくると、心に新しい風が吹き渡ります。そして、パートナーシップの質もそれと共に格段と磨かれていくことを感じました。

 来年からは、ナチュラルビジネスのモデル『エコハウス』を推進する株式会社Unity始動に向けて、まずナチュラルな衣食住に関するオリジナル商品の企画開発に着手していきたいと思っています。上本町の顧問先のお店でも、冬の大きなセールが終られると、今年はクリスマスギフトを盛り沢山にディスプレイ&販売する予定で、今いろいろと準備をしています。先日も、夜中かなり眠くなっていたのですが、オーガニックコットン(有機栽培の木綿)の布地で、ギフトセット用の小さな飾り小物(ハーブのサシェ(匂い袋)やツリーの飾りのクリスマスブーツ)のサンプルを考案して作り始めました。そのとき、頭はぼんやりしてきて眠かったのですが、布に触れている指が、なにか布が発している自然の暖かみや優しさを感じていて、とても安らかな気持ちになり癒されていました。オーガニックコットンの暖かさは、そのまま地球の大地の温もりのようで、まるで布地の生まれ故郷の物語を静かに聴かせてくれるかのようでした。そして、私たちの五感と感性は、やはりいろんなことを伝えてくれているのだということ、いつも周りの気やもの、触れているものと交流していることをあらためて感じていました。

 そして、わたしたちの感性がどこまでもアンテナを伸ばし遠く視野を広げてみると、宇宙の広大な夜景をも眺めてみることができるでしょう。時を忘れ果てしない宇宙の星々を眺め、やがてこの美しい星、青い地球を見つけた時、此処に舞い降りた数多くの魂の煌きに気づくのではないでしょうか。わたしたちはどうして、この星に生まれてきたか。なぜ、この星に舞い降りてきたか。人々はようやく今、少しずつ思い出しているようです。

  煌く魂の灯が、ひとつ又ひとつ明るさを増して、この星を美しく彩り始めています。人々の個性は、一つとして同じものはない魂のGift。世界を見事な調和に導く真のパワーは、わたしたちが本当の自分自身を見つけ、ギフトの箱を開けた時に生まれます。大いなる宇宙を旅して今この星に生きるすべての魂の同胞達に、心からの愛を贈ります・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2005.11.2〜30






心の豊かさとナチュラルビジネス

道の脇に咲く野菊



 ここ最近は朝夕肌寒いくらいになりました。
 10月の初めには奈良のあちこちで甘い懐かしい金木犀の香りが漂っていましたが、品川駅の新高輪・高輪プリンスで開催された船井幸雄オープンワールド(fyow)でも、中庭に植えられている大きな金木犀がとても良い香りを放っていました。今回、fyowの前に、前回書いていましたロハス企業の会長さんにお会いする予定だったのですが、少し連絡のトラブル(急用で事前にご連絡いただいたのですが、私のメールアドレスが複数あるので、ちょうどその時だけ見ていないものがありました)があり、その後、fyowのほうに伺えるかもということだったのですが、今回は残念ながらお会いすることができませんでした。これもまた流れと思いますが、人と人が出逢うタイミングも、やはり必然ベストの天の配分があるように思いました。しかし、fyowでは、新しい講師の方のセミナーで気づきを頂いたり、又、ルカさんと久しぶりにお会いできて、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。そして、それまでずっとお仕事でバタバタしていた日々が続いていたので、自分自身の今年の歩みを振り返り、今の私、そしてこれからのことをあらためて深く考える時間を持つことができました。

 今年は年明けから一気に春夏と過ぎた気がして、秋の初めになって、自分の中でもう一度、じっくり考えたいと思っていたことがあります。それは、人生の中での「仕事と生活のバランス」についてのことだったのですが、今回、ルカさんとお会いして、お互いの近況を話しているうちに、日常の中での気持ちの部分でもとても共感することが多く、このときのお話のお蔭で、大切なものがよりハッキリと見えてきました。
 ルカさんとのお話で、仕事に追われすぎると、知らず知らずのうちに心のゆとりをなくしてしまうねと語り合っていて、もし全く時間のゆとりもなく朝から夜までフルに働いていると、「お洗濯物はいつ干すの〜!(笑)」なんてお互いに笑い合っていたのですが、その言葉の奥に、お互いに日々の生活の幸せをとても大切にしていることがひしひしと感じ合えたのでした。お天気が良い日に、太陽の暖かさをいっぱいに感じながら、お洗濯ものを干す幸せ。それは一見、単なる日常的な作業のように見えますが、暖かい陽の光から生命のエネルギーとメッセージを沢山受けとめながら、風の匂いや雲の流れを感じる大切なひとときでもあります。そんな時、たとえ無意識でいても、心がふわぁ〜っと広がっていくような、すべての生命への思いやりと慈しみが湧き上がってくるような、そんな一瞬でもあると思うのです。空白の一瞬でもあり、また同時にすべてに繋がっている至福の一瞬。3次元の生活の中で、一見作業や用事と思いこんでいることの中に、愛と光の5次元に通じる道が通っていて、どれほど多くの素晴らしい瞬間と喜びや学びがあることでしょうか。ルカさんと笑ったり、うんうん頷いたりしてお話しながら、私たちの毎日の日常が、本当は何よりも素晴らしいギフトであることをあらためて感じていました。

 今、仕事の中でも、私が特に注力していることをあえて言葉で言い表してみると、やはり≪男性性と女性性の統合≫であると思います。自然食品業界の企業の経営者の方に、今までの枠を超えて、21世紀の新しいヴィジョンとミッションを構築することをお手伝いさせて頂いているのですが、その際に、今までにビジネスの中には見当たらなかった要素を、自分なりに出来るだけ盛りこみながらお話させて頂いています。経営者としての側面だけではなく、生活者としての側面からも、本当に大切なことをお考えいただけるように、経営者の方との心のコミュニケーションは欠かせない要素なのですが、このようなやりとり(問答)の時間は、非常にインスピレーションに満ちた集中したものとなっています。頭だけで思考するのではなく、人の心の奥底に問いかけていく時、過去のビジネス観を超えたものが生まれつつあることを感じています。やりとりの合間には、フラワーエッセンスやオーラソーマなどもお使い頂いて、自然や直感の豊かなメッセージを受けとりながら、新しい世界を共創することの幸せを感じています。

 これまでの時代の企業の理想やヴィジョンは、その背景を見てみると、ビジネスとして経営者としての価値観が多くの領域を占め、それがひいては、ビジネスと生活の間のギャップを作っていたのではないかと思います。さらに言えば、それが、世界の経済と地球の環境との間の埋めることの出来ないギャップ、最大の歪みを生み出しているような気がするのです。そうして積み重なった歪みのエネルギーは、
やがて解放を求め、天災を生み出すような荒々しい力に姿を変えることも多々あるように思います。また過去の20世紀には、日々の暮らしのこと、食事やお洗濯やお掃除は、どちらかというと女性が行い、男性はビジネス社会の中で戦い続けていた、日本でもそんな時代が続いていたような気がします。家族や仲間に食事を作ること、太陽の光を浴びてお洗濯を干すこと、部屋のお掃除をした後のほっとした気持ち・・・そのようなことを感じることのないまま、非常に危険なバランスの上に立って経済優先のビジネスを推進していくことは、とても残念なことだと思います。

 ≪男性性と女性性の統合≫と言葉で言うと少し堅苦しくもありますが、それはきっと、この社会での体験と日々の暮らしの中で実感したことから、本当に心からの望みを感じとり、新しい世界を生み出していくことにほかならないように思います。そして、≪人々の心の豊かさ≫という、わたしたち人類にとって最も深く大切だと思えるこのテーマが、これからの新しい社会の中に、あふれるように豊かに反映していくことが、今の私の最大の願いと望みでもあります。

 ビジネスを推進していく時、男性性の持つ行動力と決断力は、大きなパワーと進展をもたらしていくことでしょう。そして、その背景にある考えや価値観の中に、女性性の持つ『地球が健やかで平和でありますように。人々と生命達がいつも幸せでありますように。』という祈りが真に溶け合った時、地上の天国が立ち現われるように思います。私たちのいる場には、もう既にその土台は在るのですが、人々の意識のレベルがより繊細なものになっていく時に、愛と光で創られた天の国がクリアに見えてくるように思います。

 先日のfyowでも、エドガーケイシー研究家の光田氏のセミナーをお聞きして、とても素晴らしいお話でしたので、その後またケイシー関連のご本も読ませて頂いていました(「眠れる預言者エドガーケイシー」光田秀著)。その中で、一度は地球を卒業した魂が、この3次元と人々を愛しく思うあまり、もう一度自ら望んで地球に生まれ変わってくることも書かれていました(ケイシーもその一人のようです)が、その魂達の思いは何かとても分かるような気がしました。アセンションもまた目的ではなく、霊性のひとつの通過点であり、信じられないほどに貴い歩みとプロセスを私たちは歩み続けているのだと思います。
(今回、なるみめもにアセンションについてのことを書かせて頂きました)

 私もまた多くの仲間たちのように、今生の魂のテーマを持って、この地上に生まれてきました。今までずっと突き動かしてくれた思い、「人々が心豊かに生きる世界、本当に幸せに働ける場、地上の天国をこの目で見てみたい・・・」このことがいつも、心の葛藤に悩むたびに、私を導いてきてくれたように思います。3次元では未だかつてまだ見ぬもの、それを今生では多くの人々と共に創ってみたい、感じてみたい、あふれる愛と光の世界の中で思う存分生きてみたい、と心から願ってやみません。今まで出逢った素晴らしい人々と、これから出逢う素晴らしい人々と、お互いの人生の愛と奇跡のストーリーをあますところなく体験して、称え合い喜び合いたいと思います。

 来年以降になりますが、【Unity ユニティ】という会社の設立を考え始めています。今の時点では、まだ漠然としているところも多いのですが、2012年までの歩みの中で、あらためて自分に与えられた役割と自らの望みと喜びを持って、日々歩んでいきたいと思います。

わたしたちの暮らす地球と人々の心に、いつも愛と光と幸福がありますように。心からの祈りをこめて・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2005.10.3〜24







宇宙の風

川沿いの道のコスモス



 心地良い秋風が吹く季節になりました。
 奈良に暮らし始めていつのまにか10年以上経ちましたが、いつも知らぬ間に四季の移り変わりが巡りきて、ずっとずっとあきることもなく、自然の美を満喫させて頂いています。
 ここ最近は仕事が忙しくなり、中々ゆっくりと散策できなくていたのですが、この週末の1日は、飛鳥辺りを少し歩いてきたいと思っています。先日(と言っても少し前ですが)父の日には、主人の父母と一緒に甘橿の丘に登ったのですが、その日はとても爽やかで清々しくて、4人とも大変にリフレッシュした1日となりました。主人のお父さんは、皆で散策している時にかぎって、どんどん勝手に歩いていってしまわれて(凄く健脚なのです♪)、よくどこにいらっしゃるか分からなくなるのですが(笑)、後から又、どこからともなく姿を現されて、「ほいっ」と言って、実もタワワなさくらんぼを差し出されて、皆でとてもびっくりしていたことを思い出しました。後から皆で木を見に行ってみると、小さな素朴なさくらんぼがワサワサと鈴なりになっていて、よくこんな木を見つけられたね〜!と皆でしきりに感心していたのでした。話が急に飛んでしまいましたが(笑)、又もうすぐ主人の父の誕生日なので、お会いしたら皆で近況報告に花が咲くことでしょうーー(^^)

 今日は夕方にメールマガジンを久々に出させて頂きました。半年間も書けていなくて(すみません!)我ながら驚いていたくらいですが、今年は本当にあっという間に半年が過ぎたように感じます。お仕事もそろそろ次の段階に差しかかってきた感があり、とりあえず再度「空白」の時間を取りたいと思っています。今年は10/9・10/10に開催される船井幸雄オープンワールドに参加の予定でおりますが、その前日の8日は、かねてよりお話したいと思っていたグループ企業の会長さんにお会いすることになりました。この方は、船井総研のセミナーで講師もなさっていて、以前に名刺交換させて頂いたのですが、LOHAS(ロハス、ローハス。健康と地球環境を大切にする生き方・暮らし方。)なライフスタイルを提唱されていて、今後はスピリチュアルな分野までも視野に入れておられるとのことをお聞きしていました。メルマガでも少し書いたのですが、男性の経営者の方でこのような方向性を明確に視野に入れておられることは、大変素晴らしいことだと思います。これから内なる男性性と女性性を統合してゆくプロセスにおいて、きっと多くの方々に沢山の勇気を与えられる方ではないかと思います。私も今までの歩みの中で、このような方ともお話できる機会を頂いて、とっても楽しみにしています。

 又、いま私の身近でとても支えてくださっているUさんというスタッフの女性と、心のこと、ご縁のこと、皆の幸せ・・・などなど、いつもよく語り合っています。Uさんは私よりも15才年上のお花が大好きな方で、二人ともお仕事を始めたのがかなり遅いスロースターターということもあって、じつはとっても天然なふたり(笑)なのですが、本当に仲良く楽しくご一緒しています。Uさんは昨年ライフチャートや個人セッションも受けて下さり、その後もすごい探究心でずっと様々なことを学ばれて、この2年ほどで人生が急激に変化なさっているのですが、Uさんのニコニコと福の神のような笑顔がどんどん輝いていかれるのを見るたびに、私も何よりも嬉しい気持ちになります。事務所の近くの東高津宮や、時には三輪の大神神社にも夜遅くに一緒にお参りをして、「成美さん、お参りさせて頂くと、心がスーとしますね〜」と無邪気に嬉しそうにおっしゃるUさんといると、本当に、幸せはいついかなるときも心の中にちゃんとあることを思うのでした。

 過渡期の今の時期、男性の方々を見ていると、今までの重い殻が取れるまでは苦しい面も多々あられて、お仕事の中で本当の自由と豊かさを探しあぐねていらっしゃることもよく感じるのですが、女性の方々もそのような関係の中で数多くの試練があり、愛と癒しを求めてどこか悲しいような表情をしておられることも多く見受けられます。しかし、これから2008年に向けて、表面的には混沌とした状況は続くように思われますが、Unityの流れは、水面下でずっと始まっているように感じられるのです。私も今年の最後の3ケ月間、自分自身のスピリチュアリティをあらためて感じながら、「信頼と開放」へと心を解き放っていきたいと思っています。

 秋風に揺れるコスモス(宇宙)のように、皆の心に新しい風が吹き渡りますように。「愛のエネルギーで仕事をすること」で、日々の中に美しい調和のハーモニーが奏でられますように。頬を優しく撫ぜてくれる宇宙の風が、わたしたちの魂を包み、大いなる光の世界へと飛翔させてくださいますように。今宵、静かな時の中で祈ります・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2005.9.4〜30








一人の幸せ、皆の幸せ

 またもや・・・新月、満月と過ぎて、次の新月が近づいてきております(^^ゞが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。今年はホントに新つぶがいつも大変に遅れ気味になっているのですが、今夜は、今年の真夏のしめくくりのつぶやきを書きたいと思います。

 8月もまたいろいろなことがありました。顧問先様、お取引先様とのお仕事、個人セッションのお仕事、プライベートでの主人や親や友人とのやりとり・・・・この1ケ月のことを想い出しても、じつにいろんなシーンが浮かんできます。一時あんまりいろいろ考えすぎてしまったためか、数日少し体調を崩してしまったこともあったのですが、その後、また自然な流れと共に、気持ちがほどけてきました。日々がどんどん忙しくなると、どうしても「無」の時間が中々持てなくなってきていたのですが、今、こうして新つぶを書いているひととき(真夜中です・・笑)、窓の外からは虫の音が聞こえてきて、とてもゆったりした静かな平和な気持ちでいます。そして夏の盛りが過ぎ去って振り返った今、すべてのシーンがひとつひとつの意味を持っていたように感じています。

 これまでもセッションでお会いした方々から、お時間の最後やその後のご報告のメールで、心に残る言葉を聞かせて頂くことがよくあるのですが、先日も大変に胸を打たれたことがありました。今まで、ライフチャートをお作りさせて頂いたり、セッションをお受け頂いた皆さまの人生のお話を沢山聞かせて頂けたことは、私にとって、本当に素晴らしい財産であると思います。先日も、セッションにいらっしゃった女性が大変な境遇でお育ちになったお話をお聞きし、作成したライフチャートをご覧になって頂き、今後のことを沢山お話し合った後、彼女があまりにも鮮やかに、大きな気づきを得られた言葉を発されたのです。その時、私は、彼女の放つ気の鮮やかさ、存在の美しさに、ただただ感嘆の念を感じました。そして「この方の魂は、なんとチャレンジ精神に溢れておられるのだろう・・」と、深く思いを馳せていました。その後また彼女からのご報告のメールで、自信を持って人生を歩み始めておられることをお聞きして、又つくづく幸せな気持ちでいっぱいになりました。人生は、心一つ、思い一つから、こんなにも美しく素晴らしいものになる・・・セッションにいらして下さった方々は、私の心に、このことをまざまざと教えて下さっているのだと思います。

 そして、ひとりの幸せは、心の奥底にある真実の思いを通して、必ず他の人の幸せにも繋がっているのだと思います。真実が私たちの意識の中にハッキリと姿を現した時、誰かの言葉は私の言葉のように、私の言葉は誰かの言葉のように、人々の魂の光を結ぶかのように機能し始めるのです。そこにはもはや境界線はなく、誰もが真実と共感を通して、ひとつの生命体として意識を共有しながら存在していることを実感するのです。わたしたちは運命体として、「ひとりひとり」であり、また同時に、「皆」でもあるのだと思います。

 今夜いろんなことを思い出しつつ振り返っていると、その時は気づかなくとも知らぬ間に、一つの季節を走り抜け、また次の新しい季節のドアの前まで辿りついていました。そしてこのドアを開けると、明日から9月。私も、個人年5の変容の年における、今年最大の変容の月が始まります。もうすぐ次の新月が来ますが、また新しいドアを開けてご挨拶したいと思っています。そして、いつも天と地が、この変容の時代にわたしたちをそっくり丸ごと抱きながら行く道を見守り照らして下さっていることを感じています。この世に共に存在するすべての同胞が、皆の祝福を受けて幸せに生きますように。今宵、生命へのかぎりない愛と感謝をこめて祈ります・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2005.8.5〜31







男性性と女性性の学び

三輪の笹ゆり

 またもや新月満月を通り抜けてしまいましたがm(__)m、少しここ1ケ月のことを振り返りつつ、書きたいと思います。

 6月末から新しい顧問先・取引先の会社やお店も増え、最近、業務的にはどんどん忙しくなっているのですが、新しいお仕事に取り組む際の面白さ、楽しさ、喜びを感じることがとても多くなりました。そして経営者の方々とも、以前ならこのようなお話は時代的にもまだ早くちょっと無理だったのでは・・と思うようなことが、今年はとても大切な意味合いを持ち始め、お互いが意思決定を確認するうえでも重要なポイントとなってきていることに、私自身、大変嬉しい驚きを感じています。又そのような対話の中で、素晴らしい夢が展開するヴィジョンや限りない可能性を感じる瞬間、胸の奥から信じられないような感動が湧き上がってくるのですが、同時にその感動と喜びをまだ少しとまどいながら受けとめている自分がいます。

 過去、分離を象徴する魚座時代の2000年間が続いた後で、ザ・サード・ミレニアムとも呼ばれる新たな千年紀の水瓶座時代の幕開けから数年経ち、今年2005年はようやく意識の変容が中心的なテーマとして前面に出てきた感があります。ここで、男性も女性も、すべての人々があらためて、今後の生き方を自らに問いかける時期に来ているように思うのですが、私もまた、この大いなる変容の時に生きる女性のひとりとして、自分自身のスタンスを今あらためて見つめています。
 するとやはり、私自身の内部でも、男性性と女性性の陰陽のエネルギーが渦を巻いていて、それが本当に支え合い生かし合うかたちでバランスを取ろうとしているのが分かります。社会の中でも、今までの「男性社会と女性社会」、また「仕事と家庭」が分離していた時代が本格的に変容しつつあり、ビジネスも家庭も、仕事も癒しも、それぞれが補い合うように希求し、求め合い、統合へと向かっていることを強く感じるのです。
 ただ、現在の時点でこの統合を阻んでいるものがあるとすれば、今までどおりの価値観や常識、体裁といったものではないかと思います。まだビジネスの中には女性性が足りなさ過ぎ、家庭の中には男性性が足りなさ過ぎていることを感じます。たとえば、経営的なものにおいて、男性ばかりが集まっている場合、そのような話し合いはどうしても論理的に傾きやすく、実際に女性達が待ち望んでいるマーケットの感覚とはかなりズレがあるように感じます。又その反対に、女性ばかりで集まっている場合は、マクロな視点を共有することが少し難しくなり、推進力や変革力が弱くなるという傾向があると思います。女性の心身の生理的な面から見ても、ここで無理にビジネス的・男性社会に合わせて振舞おうとすると、心身に大変ダメージを与えることになり、女性性の素晴らしさである柔らかさや暖かさが自然に出せなくって、本人も周りもどこか疲弊してくることになるように思いますが、男性も、ご自身の内側の柔らかな繊細なエネルギー(男性の中の女性性)に気づけないでいると、なぜか生きがいや幸せを感じられない状況になりやすいのではないかと思います。このような大きな変容の時期こそ、今この地上で魂の仲間たちと共に生きている幸福、自分の使命を尊んで生きる幸福、周りの人々の瞳と自らの心の内に、温かな愛を感じる幸福、そのようなかけがえのない幸せをいつも大切にして歩んでいきたいと、心から思います。

 では、男性性と女性性が統合されたかたちとは、実際どのようなものかというと、たとえばビジネス的なコラボレーションでも、男性と女性が半々という比率が理想のエネルギー場を創るものと思います。こういったことが自然に認め合えて、お互いが意識的に捉えている関係づくりから始まり、関わりが深まるごとに、大切な交流を経て信頼関係が培われるごとに、沢山の幸せが生まれ育ち、本当に素晴らしいかたちが次第に出来上がっていくのだと思います。そして家庭の場でも、日々の生活を形づくっていく幸せを男性も女性も等しく分かち合う意志を持つと、人間関係や子どもたちのこと、仕事のこと、心身の癒しから環境のこと・・・多くのことを話し合い助け合いながら生きていくことができるように思います。また意識の拡大によって、血縁や婚姻の関係だけではなく、その他すべての関係が家族とも言えるようになると、それらの大切な関係を育む事によって、どんどん幸せの場を広げていくことになるでしょう。そして、私たちはこの流れの中で、ひとりひとりが内面の男性性と女性性を統合するために多くの学びを得ながら、人としての進化成長の道を歩んでいるように思います。これはスピリチュアルな面から見てみると、大いなる魂の旅路であり、3次元的な世界観で見てみると、人々がこの愛すべき地球に天国を創る貴重なプロセスなのですね。これからの千年紀に向けて、皆で幸せな共生の道を歩んでいきたいと思います。

 わたしにとっても、男性性と女性性の統合≪Unity≫は、今生の指標であるように感じています。そして、今まで出逢ったすべての人々、これから出逢うすべての人々が、さまざま学びと喜びを与えてくださることをいつも深く感じています。すべての魂と存在に心より感謝いたします。
 男性も女性もお互いの素晴らしさを称えあい生かしあって、この世界を稀有の幸せな場にできますように。人々の愛がやがて地球を幸せのエネルギーで優しく包み、宇宙の生命の光となりますように・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

2005.7.6〜24







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